前田日明

「格闘王」としてプロレスにキックボクシングやサンボの要素を持ち込み、「総合格闘技」として発展させた立役者。得意技は「キャプチュード」、「フライングニールキック」など。59年大阪市出身。高校時代は空手を習得、77年新日本プロレスに入団、67連敗を重ねる。81年カール・ゴッチに師事し、82年にイギリス遠征。クイック・キック・リーを名のり活躍、83年にはヨーロッパヘビー級王座を獲得した。帰国後は敗れはしたものの猪木や長州に善戦し、将来を嘱望された。84年に佐山のUWF旗揚げに参加、ロープワークや反則負け、リング・アウトを排し、キックと関節技を中心とした格闘技色の濃いプロレスで爆発的な人気を呼んだ。85年藤原喜明、木戸修、高田伸彦らと新日本に復帰。86年にはアンドレ・ザ・ジャイアントとセメント・マッチを行い、最後にはアンドレが試合放棄した。さらにドン・中矢・ニールセンとの「異種格闘技戦」を制し、人気が沸騰した。88年には格闘技を標榜した第2次UWFを旗揚げ、91年にはリングスを設立、正道会館から佐竹雅昭ら空手家も参加した。しかし練習中十字靱帯断裂の重傷を負い、その後は低迷してしまった。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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